オーストラリア ブルーベリーピッキングの現状
こんにちはTatsuyaです。
オーストラリアに来て、はや1ヶ月と少しが経ちました。
そんな僕は今オーストラリアのどこにいるのかと言いますと、NSW(ニューサウスウェールズ州)にあるMacksville(マックスビル)という町に辿り着きました。サーファーズパラダイスから車で約5時間30分の距離です。
コフスハーバーからだと30〜40分の場所です。
ここに来た理由は、、、
そう。ワーホリ鉄板のファームジョブで働く事になり、ブルーベリーピッキングをする事になったからです!
アコモデーションは手配してくれていたので、宿を探す必要はありませんでした。
到着してから2日後、初仕事に向かう事に。
到着するとそこには広大なブルーベリーファームが広がっていました。犬もチルってます笑笑
ブルーベリーピッキング
ブルーベリーピッキングの仕事について説明します。僕が行っているファームの手順としては以下の通りです。
※あくまでも僕が行ったファームです。
- ブルーベリーを探す
- ブルーベリーを摘む
- バケツにブルーベリーを入れる
- 満タンにする
- 計量する
- 1〜5の繰り返し
といった感じです。
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ブルーベリーを探す
ブルーベリーピッキングには色を判断する能力が必要です。と言うのも、ブルーベリーの実は[緑→赤→紫→藍]のように変化していきます。
ピッキング可能な実は[紫→藍]のブルーベリーのみです。これを識別する能力が必要です。
また、複数の品種があり大玉の品種もあります。
[ブルーベリーの木]この写真を見てわかるように、赤っぽいのや緑の実を取るのはNGです。
[大玉のブルーベリー]
2. ブルーベリーを摘む
色を識別することが出来たらピッキングします。
この際、木や葉に激しく干渉するとブルーベリーが良く落ちてしまうので注意が必要です。また激しくピッキングするとブルーベリーの皮が剥げてしまうので、ここでも注意が必要です。
3.バケツにブルーベリーを入れる
入れるだけです。笑笑
4.満タンにする
満タンにするだけです。笑笑
5.計量する
満タンバケツがある程度貯まったら、計量をしてもらいます。計量ではxx.xx Kgという感じでメモをとられます。この際注意が必要で0.0xKgのxの部分は切り捨てられますので注意して見た方がいいです。見たからと言って変わる訳ではありませんが、たまに交渉して切り上げてくれます。笑笑
ブルーベリーピッキングの仕事はざっとこんな感じです。
ブルーベリーピッキングの現状
ここからはブルーベリーピッキングの現状についてお話しします。
※あくまでも僕目線のお話しです。
現在(2023.9.20)で僕はコフスハーバー周辺で歩合制のブルーベリーピッキングのお仕事をしていますが。
はっきり言って給料はクソです。
コフスハーバー周辺のブルーベリーファームは大手以外は大体が歩合制になっています。
実際、歩合制で働いている日本人は色々と苦労している印象が強いです。
ピースレートは品種によっても変わりますが、現状では大体2.7$/kgでした。
参考までに、僕(初心者)で1日平均25kg獲れます。25×2.7$=67.5$/日
週にすると、5日間働いたとして337.5$です。
日本円で約32,000円です。
宿代が14,000円なので、手元に残る額は雀の涙程です。そこから食費等でまた減るので、貯金なんてものは夢のまた夢です。
正直かなり苦しい状況ですね。
時給制のブルーベリーピッキングも勿論ありますが、時給制の多くは大手企業です。
その為募集が殺到していて、なかなか働けないのが印象的です。そして、レベルの高いピッカーが集まる為、遅いピッカーはどんどんクビになるそうです。
仮に僕が行ったとしたらすぐにクビになると思います笑笑
フルーツの多くにはシーズンがあるのですが。
今年のブルーベリーのシーズンはどうやら遅れているようで、なかなか獲れません。
今年は比較的雨も少ないようで実りも悪いんだとか…
雨や雹、強風が来ると木の実が落ちてしまう為降り過ぎも良くないらしいです。
今年は特に需要と供給と天候バランスが崩れている為、今後働くつもりの人は今一度情報を集めてから行動することをお勧めします。
曖昧な情報かつ、僕目線でのブログになりますが。最後まで読んでくれてありがとうございました。